2026-03

ニャンリーの旅

ニャンリーの旅 第2章 その由来

これは、ニャンリーとの旅の続き。 ⬅ 第1章へ 🏠 トップへ
猫の好きな食べ物

猫のごはんおすすめ|実体験からわかった健康を守る食事の選び方

猫の健康を守るうえで、ごはん選びはとても重要です。 私自身、愛猫「じじ」との暮らしの中で、その大切さを強く実感しました。猫のごはんはなぜ重要なのかじじは、オスのさば虎の猫で、生後3か月ほどのときに友人から譲り受けました。 猫を飼うのは初めてだったため、本を参考にしながら大切に育てていました。しかし、生後6か月頃、異変が起きました。 年末の寒い時期、じじがおしっこをほとんどしなくなったのです。「これはおかしい」と思い、いくつかの動物病院に連絡しましたが、年末でどこも予約がいっぱい。 そんな中、1件だけ「すぐ連れてきてください」と言ってくれる病院がありました。診察の結果は――尿路結石(尿道結石)でした。オス猫は特に注意が必要先生から言われたのは、オス猫は尿道が細く、尿路結石になりやすいということ。 そして、食事が大きく関係しているということでした。水分をしっかり取ることドライフードだけでなくウ...
キャッツ特集

キャッツとは?あらすじと魅力をわかりやすく解説【劇団四季】

キャッツとは?ミュージカルのあらすじと魅力をわかりやすく解説劇団四季の代表作として長年愛され続けているミュージカル『キャッツ』。「名前は知っているけど、どんな内容なの?」「普通のミュージカルと何が違うの?」そんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。この記事では、『キャッツ』のあらすじや世界観、そしてなぜここまで人気なのかを、初めての方にもわかりやすく解説します。ミュージカル『キャッツ』とは?『キャッツ』は、作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーによって作られた世界的に有名なミュージカルです。原作は、詩人T・S・エリオットによる詩集『キャッツ ― ポッサムおじさんの猫とつき合う法』です。1981年にロンドンで初演され、日本では1983年から劇団四季によって上演されています。あらすじ|ジェリクルキャッツの夜物語の舞台は、満月の夜のゴミ捨て場。そこに集まるのは、「ジェリクルキャッツ」と呼...
キャッツ特集

劇団四季とは?発足から現在まで|日本を代表する劇団の歴史

日本でミュージカルといえば「劇団四季」。その名前を一度は耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。『キャッツ』『ライオンキング』など数々の名作を生み出してきた劇団四季は、どのようにして誕生し、成長してきたのでしょうか。この記事では、劇団四季の発足から現在までの歩みをわかりやすく解説します。劇団四季の発足(1953年)劇団四季は、1953年に創設されました。創設者は演出家の浅利慶太です。当初はストレートプレイ(会話劇)を中心とした演劇集団としてスタートしました。しかし、単なる演劇にとどまらず、「日本独自の舞台芸術を確立する」という強い理念のもと活動を続けていきます。転機となったミュージカルへの進出劇団四季の大きな転機は、ミュージカルへの挑戦でした。海外の名作を取り入れながら、日本人にも親しみやすい形で上演することで、徐々に人気を拡大していきます。特に注目されたのが、以下のような作品です...
ニャンリーの旅

  ニャンリーの旅

第一章 風の中の出会いその日、しげはなぜか足を止めた。夕暮れは、いつも少しだけ世界をやさしくする。空はゆっくりと色を変え、西の空には淡い黄色が広がっていた。古い寺の屋根がその光を受けて、静かに影を落としている。石段の脇には細い竹林があり、風が吹くたびに葉と葉が触れ合う音がした。さらさらと、遠くで誰かが小さく囁いているような、そんな静かな音だった。しげは、その寺の前で立ち止まった。なぜここへ来たのか、自分でもはっきりとはわからない。仕事の帰りに、ふと足が向いただけ。そう思おうとしたが、本当は少し違っていた。胸の奥に、言葉にならない小さな揺れがあった。何かを探しているようで、何を探しているのかはわからない。ただ、ここへ来なければならない気がしたのだ。そのときだった。足元に、小さな影がふっと揺れた。しげが目を落とすと、一匹の猫が石段の途中に座っていた。黒と白の毛並みを夕暮れの光ににじませながら、...
猫が登場する映画の紹介 第一弾

ティファニーで朝食の時代背景

1960年代ニューヨークが舞台!『ティファニーで朝食を』が描いた時代の空気 カテゴリー:猫が登場する映画の紹介|ティファニーで朝食を 映画『ティファニーで朝食を』(1961年)は、単なるラブストーリーではありません。戦後アメリカの繁栄と影、女性の自立意識の芽生え、そしてニューヨークという都市の魔力が凝縮された作品です。この映画が生まれた1960年代初頭の時代背景を知ることで、物語はさらに深く心に響いてきます。 1960年代初頭のアメリカは、第二次世界大戦後の高度経済成長の真っただ中にありました。1950年代に始まった「豊かな社会」の波は、消費文化を爆発的に広め、テレビ・自動車・家電製品が一般家庭に普及。多くのアメリカ人が物質的な豊かさを享受していました。 しかし、その繁栄の裏側には深い矛盾が潜んでいました。人種差別問題(公民権運動が激化するのはまさにこの時期)、核戦争への恐怖(キューバ危機...
猫が登場する映画の紹介 第一弾

ティファニーで朝食の面白舞台裏

笑いと涙の撮影現場──監督ブレイク・エドワーズと『ティファニーで朝食を』の秘話集 カテゴリー:猫が登場する映画の紹介|ティファニーで朝食を 映画の完成形からは想像できない、撮影現場での笑えるエピソードや感動的な秘話の数々。監督ブレイク・エドワーズがどのようにしてオードリー・ヘップバーンからあの名演技を引き出したのか。制作の舞台裏に迫ります。 ブレイク・エドワーズという監督 ウィリアム・ブレイク・クランパス・エドワーズ(1922-2010)は、コメディとロマンスを得意とするハリウッドの名匠です。後に『ピンク・パンサー』シリーズで世界的に知られることになる彼は、『ティファニーで朝食を』の時点ではまだ30代後半の新進気鋭の監督でした。 エドワーズはこの映画を「コメディとメランコリーが混在する作品」として捉えており、単純なロマンティック・コメディにも純粋な悲劇にもしたくないというこだわりがありまし...
猫が登場する映画の紹介 第一弾

ティファニーで朝食のインフルエンザ

アカデミー賞からポップカルチャーへ──『ティファニーで朝食を』が世界に与えた影響 カテゴリー:猫が登場する映画の紹介|ティファニーで朝食を 1961年の公開から60年以上が経った今も、『ティファニーで朝食を』は映画・ファッション・音楽・文学など、あらゆる文化領域に影響を与え続けています。受賞歴と文化的遺産を振り返りながら、この作品が持つ真のレガシーを探ります。 ← ムーンリバー ニューヨーク → 主な受賞歴 映画は公開年(1961年度)に数々の賞にノミネートされました。最大の受賞は、第34回アカデミー賞での「主題歌賞(ムーン・リバー)」と「作曲賞(ヘンリー・マンシーニ)」の2部門受賞です。オードリー・ヘップバーン自身はアカデミー主演女優賞にノミネートされませんでしたが、ゴールデングローブ賞では主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)を受賞しました。 後年の再評価も目覚ましく、AFI(米国映...
猫が登場する映画の紹介 第一弾

オードリーヘップバーンの数奇な人生

戦争孤児から世界のスターへ──オードリー・ヘップバーンの波乱の半生と『ティファニーで朝食を』 カテゴリー:猫が登場する映画の紹介|ティファニーで朝食を オードリー・ヘップバーンの美しさや優雅さの裏には、想像を絶する苦難の歴史がありました。第二次世界大戦中に飢えを経験した少女が、どのようにしてハリウッドの頂点に立ち、『ティファニーで朝食を』という歴史的作品に至ったのか。その軌跡を辿ります。 ベルギー生まれ、ヨーロッパを転々とした幼少期 オードリー・キャスリーン・ラストン(後のヘップバーン)は1929年5月4日、ベルギーのブリュッセルで生まれました。父親はイギリス人銀行家のジョセフ・ヴィクター・アンソニー・ヘップバーン=ラストン、母親はオランダ貴族の血を引くエラ・ファン・ヘームストラ男爵夫人です。 幼少期は比較的裕福な環境で育ちましたが、両親は1935年に離婚。父親がその後、ファシスト組織に関...
猫が登場する映画の紹介 第一弾

その当時のニュヨーク5番街

ニューヨーク5番街のティファニー本店と聖地巡礼──映画の撮影場所を徹底解説 カテゴリー:猫が登場する映画の紹介|ティファニーで朝食を 映画『ティファニーで朝食を』の舞台は、1960年代のリアルなニューヨークです。ティファニー本店の前で朝食を食べるシーンは実際の店舗前で撮影され、今もなお世界中のファンが「聖地巡礼」に訪れます。映画の撮影場所と、現代のニューヨークを旅する際のポイントをご紹介します。 ティファニー本店──映画史上最も有名な宝石店 映画の冒頭シーンで登場するティファニー本店は、マンハッタンの5番街727番地(57丁目の角)に位置します。1837年にチャールズ・ルイス・ティファニーが創業したこのジュエリーブランドは、映画公開以前から「アメリカの宝石の王様」として知られていましたが、映画によってその知名度は世界規模に爆発的に広がりました。 映画の冒頭シーン──夜明けのニューヨークをタ...
猫が登場する映画の紹介 第一弾

名作の裏側の話

原作者カポーティが激怒!映画化をめぐるトルーマン・カポーティとハリウッドの確執 カテゴリー:猫が登場する映画の紹介|ティファニーで朝食を 映画『ティファニーで朝食を』は世界的な名作として称賛されていますが、原作者のトルーマン・カポーティはその生涯を通じて映画版に批判的な態度を取り続けました。原作と映画の違い、カポーティの怒りの真相、そして二人のクリエイターの間に生まれた芸術的対立を深く掘り下げます。 カポーティとは何者か トルーマン・カポーティ(1924-1984)は、アメリカ文学史に燦然と輝く作家の一人です。幼少期を南部アラバマで過ごし、早熟な天才として文壇に登場した彼は、ノンフィクション・ノベル『冷血』(1966年)で文学の新しいジャンルを開拓したことで特に知られています。同時に、ニューヨークの社交界に深く入り込み、セレブリティたちと親交を結んでいたことでも有名です。 小説『ティファニ...
猫が登場する映画の紹介 第一弾

似合いのブラックドレスとサングラス

黒いドレスとサングラスが生み出した、永遠のワンシーン映画『ティファニーで朝食を』の中で、最も印象的なシーンといえば――やはり、オードリー・ヘップバーンが黒いドレスに身を包み、大きなサングラスをかけて佇む姿ではないでしょうか。まだ人通りの少ない早朝のニューヨーク。五番街に静けさが残る中、彼女はティファニーのショーウィンドウの前に立ち、コーヒーとパンを片手に、ゆっくりと眺めています。その姿は、華やかでありながらどこか孤独で、自由でありながら満たされない心を映しているようにも見えます。なぜこのシーンは心に残るのか黒いドレスとサングラスというシンプルなスタイルは、ただのファッションではありません。それは、ホリーという女性の生き方そのものを象徴しています。美しさと強さ自由と孤独夢と現実のはざまそのすべてが、このワンシーンに凝縮されているのです。物語の中で欠かせない理由このシーンがあるからこそ、ホリー...
猫が登場する映画の紹介 第一弾

この映画の肝 名前のないCat

名前のない猫「Cat」──『ティファニーで朝食を』が伝える猫と孤独の物語 カテゴリー:猫が登場する映画の紹介|ティファニーで朝食を 『ティファニーで朝食を』に登場する一匹の猫は、ただの「ペット」ではありません。名前さえ持たない猫「Cat(キャット)」は、主人公ホリー・ゴライトリーの心の奥深くを映し出す鏡のような存在です。猫好きなら必見、この映画における猫の意味を徹底的に解説します。 「名前をつけない」という哲学 ホリーは映画の中で、飼っているオレンジ色のトラ猫に名前をつけません。ただ「Cat(猫)」と呼びます。その理由を彼女はこう説明します──「私もあの子も、まだ誰かのものになる権利がない。お互いに、自分が何者かまだわかっていないから」。 この台詞は、ホリーというキャラクターの本質を一言で表しています。テキサスの田舎から逃げ出し、ニューヨークで社交界を渡り歩くホリーは、自分自身のアイデンテ...
猫が登場する映画の紹介 第一弾

 ムーンリバーの名曲のエピソード

「ムーン・リバー」誕生の秘密──削除されそうになった名曲が映画史を変えた カテゴリー:猫が登場する映画の紹介|ティファニーで朝食を 映画『ティファニーで朝食を』と切り離せないのが、あの名曲「ムーン・リバー」です。アカデミー賞主題歌賞を受賞したこの曲は、実は映画公開直前に「カット寸前」だったことをご存じでしょうか。今回は「ムーン・リバー」誕生にまつわる感動的なエピソードをお届けします。 ヘンリー・マンシーニとジョニー・マーサーの出会い 「ムーン・リバー」は、作曲家ヘンリー・マンシーニと作詞家ジョニー・マーサーのコンビによって生まれました。マンシーニはすでに映画・テレビ音楽の世界で頭角を現しており、監督のブレイク・エドワーズとも旧知の仲でした。一方、マーサーはジョージア州サバンナ出身の南部の詩人肌の作詞家で、「茶色の小瓶」など数々のスタンダード・ナンバーを書いたベテランでした。 マンシーニはこ...